ブラック企業で2年間消耗したから決別してくる

2年ちょっと前に入社した会社。

あのときはいろいろとあって、今の会社じゃないと抱えてる全ての問題を解決することはできないという思いから入社しました。

要するに「お金」のためです。

ブラック企業だということは知っていました。それを承知で入社して、2年間働いてきましたが、1年ぐらい前からブラック度の加速は止まることを知りませんでした。

ブラック企業とわかっていながら入社した理由

いずれは書くことがあるかもしれませんが、ここでは個人の特定を避けるため、会社名や業種は伏せさせていただきます。

まず、僕が今の会社に入社した理由は以下の2点。

  1. 借り上げ住宅を提供してくれる
  2. 給料が良い

これだけです。

仕事がきついことや労働環境が劣悪なことは知っていましたが、住む家を探すのにも困っていたほどなので、まずは住む家を確保できることが大前提でした。

僕ひとりならいいのですが、僕には当時妊婦の妻と今よりももっと小さかった長男がいます。そんな家族を連れて路上生活するわけにはいきません。家族が安心して暮らせる家を確保できるなら、きつい労働も耐えていく覚悟はありました。

給料に関しては、営業職なので基本的に成果を出せば出すだけ貰える会社でした。

この営業という仕事に関して僕は少し自信を持っていたので、ここで一発逆転してやろうという気持ちがありました。

実際にブラック企業に入社してみた後の生活は?

入社後の生活は、体が慣れるまではホントにきつかったです。

生活サイクルが不規則になること、完全週休1日、1日平均14時間の拘束。

これに体が慣れるまでには2か月ぐらいかかりましたね。2年ちょっと働いてきた今でも疲れはとれず、常に眠い状態の毎日は続いています。入社当時より変わったことと言えばサボり方がうまくなったことぐらいですかね。

仕事自体はきつかったけど、給料はかなり増えました。前職の収入が月平均20万円前後だったことに比べると、ほぼ倍近くかそれ以上の給料を貰う月もありました。

営業をやればやるだけ稼げることはわかっていたので、とにかくガムシャラに働きました。入社から2か月後に第二子の出産を控えていたことも頑張れた理由のひとつですね。

そんな感じで、休日が減ったり拘束時間が長くなったりもしましたが、収入は前職より増えたことで生活自体は変わりました。金銭的に多少の余裕ができたことで、精神的にも余裕が増えました。

収入が増えた分だけ生活水準が上がる

前職よりも収入が増えたことで、僕は調子に乗っていました。

後のことを何も考えず、いつまでもこの状態が続くんだと錯覚していたため、生活水準が上がっていくことに何の意識ももっていませんでした。

お金のことを少しでも勉強してる人なら当たり前のことかもしれませんが、僕にはお金に関する知識が乏しく、税金が収入によって変動することなども気にせず、収入が増えたら増えた分だけ使っていました。

浪費ではなく投資するイメージをもつ

そのときに使ったお金で今振り返ってみて残ってるものは何もありません。強いて言えばパソコンとデジカメぐらいかな。これらはまだ今後何らかの価値を生み出してくれるツールになるかもしれませんが、それ以外の記憶にないものたちにかかったお金はすべて「浪費」だったということです。

パソコンやデジカメに関してはブログで記事を書くのに役立つし、投資と捉えてもいいかもしれません。

上がった給料を維持していくことが困難に

入社からしばらくは給料も平均して高めに稼ぎ続けることができていましたが、サラリーマンは安定がいかに幻想だったかを思い知りました。

突然の給料見直し

経営者判断で、営業歩合に関しての見直しをすることが突然決まりました。事前通告も一切なく。この辺りにもブラック企業感漂っていますよね。

どの程度の見直しかをわかりやすく説明すると、今まで通りの仕事をしても、営業歩合が半分程度しか貰えないぐらいには見直されました。

それまでだって毎月余力を残すことなく全力で仕事していたのに、今まで通りの収入を保ちたければそれ以上に頑張らなければいけない。これは物理的に考えて不可能なことでした。

もともと拘束時間が長い中で効率よく仕事を進めることに注力してきたのに、それ以上効率化を図れる余白はありませんでした。おかげで収入は激減です。

半減から全カットへ

こういった経緯を経て、今回は営業歩合が全額カットされることが決まりました。僕の休みのうちに。

「え?」っですよね。

営業歩合に魅力があって入社した会社なのに、どれだけ営業成果を挙げてもそれが給料に反映されないのだとしたら誰が頑張るんですか?

これはさすがに横暴です。ほかに経費がかかりすぎたことに対しての当てつけで経営者はこのような判断をしたそうですが、これはただの社員イジメ。社員から搾取して私腹を肥やしたいとう経営者の思いが透けて見えます。ホントに腹立たしい。

もう十分に消耗しきったよ

今の会社に勤めて2年ちょっと。今振り返ってみればあっという間だったのかな。

その間にいろいろありましたが、この1年ぐらいは働いていてもホントにつまらなかった。心が疲れていたんです。

今回の会社の決定を受けて妻に相談してみたところ、妻からは一切反対されることはありませんでした。それだけで僕は救われました。

妻に会社辞めたいと言い出すのってなかなか勇気がいります。仕事で精神が消耗しきったところでやっとの思いで妻に気持ちを打ち明けたのに反対されたとなると、僕はそこで完全に心が折れてしまっていたと思います。

妻はホントに逞しく、頼れる人で良かったです。なんならこの状況を少し楽しんでる感じすら僕に見せてきます。

きっと本心では不安はあるはずです。この先どうやって生活していこうか僕自身も不安な気持ちはあります。貯金もなく、特別なスキルも学歴も何もありません。僕にあるのは健康な体とやる気のみ。

休んでる時間はないけど、ちょっとだけのんびりしたら気持ち切り替えて次に進んでいきます。1日ぐらいは休みたいかな。

まとめ:ブラック企業は長く続けてはいけない

ここまでの決断をするまでには、僕自身かなり悩みました。

今まで一緒に頑張ってきた同僚にも迷惑かけることになるななんて思ったりもしますが、これも一種のブラック企業病です。

ホントに大切にしなければいけないのは家族や自分自身の体です。大切なものを失う前に決断できた自分を褒めてあげたい。

人間の視野ってとても狭いので、今自分が見えてるものが世界のすべてのように考えてしまいがちだけど、ちょっと顔を上げて周りを見てみると世界は想像してる以上に広いんです。

健康な体さえあれば何でもできます。今もブラック企業で消耗してる人は、ほんの少しの勇気で自分の世界を変えられるんです。ブラック企業で働く人がいるからブラック企業はなくならないんです。辞めちゃいましょうよ。僕は決断しましたよ。

追記:3年が過ぎた頃に会社辞めました。

会社を辞めた理由とその後の生活について別記事書きました。

ブラック企業を辞めたいけど何となく続けてる人に読んでほしいです。

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